脳・脊髄の治療と脳ドック

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もやもや病

もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)

もやもや病は脳主幹動脈が狭窄し、もやもやとした細い血管が発達することからもやもや病という病名がつけられました。原因は不明の脳血管障害で、発症時期は小児と成人の2つの時期があります。症状は、激しい頭痛、意識障害、脳梗塞に似た現象(虚血)が現れます。

発症様式も脳虚血発作、脳内出血、てんかん、頭痛など様々です。原因治療はできませんが、症状を予防し重篤化することを防ぐ方法はあります。

その一つがバイパス手術です。頭皮の血管を脳血管につないで脳血流を増すことで、脳虚血症状を予防します。脳出血の再発にも予防効果があることが知られています。

開設以来、もやもや病とのかかわりは当院の大きな柱であり、今後も豊富な経験を生かし難病に悩んでおられる方々のお役に立てればと願っております。

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