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生理機能検査部門

生理機能検査とは、直接患者さんに対して行う生体検査のことを言います。

当院では、心電図検査(安静心電図・負荷心電図・ホルター心電図)、呼吸機能検査、脳波検査、超音波検査(頚動脈・心臓・腹部)、未梢神経伝導検査、体性感覚誘発電位、聴覚誘発電位、ABI(Ankle Brachial Index)検査、重心動揺検査を行っています。

生理機能検査部門

検査項目検査時間検査内容
超音波検査
(頸動脈エコー・心エコー・
腹部エコー)
約30分 人の耳には聞こえない音(2~10MHz)を身体の表面にあてて、その反射する音で臓器の形や質、血液の流れを見ます。超音波検査は、身体に害を与えない為、繰り返し検査しても身体への影響が無い安全な検査です。

●頸動脈エコー・・・血管の壁の厚さプラーク(血液の塊)を測定し、脳梗塞の危険性や全身の動脈硬化の程度を調べます。また、血液の流れの速さを測ることで脳内動脈の狭窄や閉塞を予測することが可能です。
●心エコー・・・心臓の形や大きさ動き、弁の形態や動き、血液の速さや逆流、心臓周辺に液体が溜まっていないかを見ます。
●腹部エコー・・・肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、賢臓、子宮、卵巣、膀胱などの臓器の腫瘍やポリープ、炎症、結石などを見ます。
心電図検査 約5分 心臓の動きを電気的な波形として記録することでこの波形から心臓の機能的な異常(心筋梗塞)や拍動の異常(不整脈)などを調べます。
負荷心電図(マスター2階段) 約15分 安静時の心電図を記録した後、心臓に負荷をあたえるために階段の昇降をしていただきます。その後、心電図を記録し負荷前との変化を比較し狭心症などを調べます。
ホルター心電図 約1日 携帯型の心電計を身に付け24時間記録し、不整脈や狭心症などの変化や発生頻度を調べます。
ABI(Ankle Brachial Index)検査 約10分 両側の上腕と足首の血圧を測定してその比を計算し、動脈の狭窄や閉塞の程度を調べます。
呼吸機能検査 約10分 呼吸の時の呼気量と吸気量を測定し呼吸の能力を調べます。つまり、どのくらいの量の空気が肺に入るか、肺からスムーズに空気を出せるかを調べる検査です。術前にも行うことがあります。
脳波検査 約20分 脳が活動すると微弱な電気が流れます。その発生する電気を増幅させ頭皮の電極から記録することで脳の活動状態を調べます。
末梢神経伝導検査 約30分 手や足の運動神経と知覚神経に電気刺激して、その電気が伝わる速度を調べます。
体性感覚誘発電位 約30~60分 手や足の感覚神経に電気刺激して、末梢神経から脊髄、脳に至る感覚神経と神経中枢の働きを調べます。
聴覚誘発電位 約30~60分 音を聞いてもらい、聴覚神経から脳幹の働きを調べます。
重心動揺検査 約3分 めまい、ふらつき度合いを見る検査です。平衡障害の原因が中枢性(脳や小脳)であるのか、内耳性(耳)であるのかを調べます。
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