「もの忘れ外来」を開設いたしました（月曜日午後・完全予約制）。
もの忘れ外来では、もの忘れや認知機能の低下が気になる方を対象に診断と治療を行います。近年、認知症の早期発見と治療の重要性が高まっており、当院では軽度認知障害（MCI）あるいは、初期認知症の患者さんを対象に新薬「レカネマブ」を中心とした診療を提供します。またレカネマブ治療の対象とならない中等度以上に進行した認知症の患者さんには、専門施設へのご紹介をいたします。

●対象者
・最近物忘れがひどくなったと感じる方
・認知機能の低下が心配な方
・認知症の早期発見を希望する方

●診療内容
・問診・診察
・認知機能検査（MMSEなど）
・脳画像検査（MRI・CT）
・血液検査・髄液検査
・治療計画の立案と実施

●受診の流れ
当科は、完全予約制です。救急対応はしておりません。
・外来を受診
※予約電話 06-6333-0195 にお電話いただき「もの忘れ外来希望」とお伝えください。
※受付時間：平日9時～17時

●アルツハイマー病による軽度認知障害または認知症の新薬レカネマブについて
レカネマブ（Lecanemab）は、軽度認知障害あるいは初期認知症の段階にあるアルツハイマー病の治療薬として注目されている薬剤です。アミロイドβを標的とする抗体医薬であり、病気の進行を遅らせる効果が期待されています。当院では、レカネマブを用いた治療を希望する患者様に対して、適切な診断と治療計画を提供しています。

●レカネマブ治療の流れ
1.初診・問診－もの忘れ外来にて患者様の症状を詳しくお聞きします。
2.検査－必要に応じて脳画像検査や血液検査・髄液検査を実施します。
3.診断－検査結果をもとに、レカネマブが適応されるかを判断します。
4.治療計画－レカネマブを用いた治療を行う場合は、治療計画を立て定期的なフォローアップを実施します。

●お問い合わせ・予約
もの忘れ外来の受診は、完全予約制です。詳しい情報やご予約は、下記の連絡先までお問い合わせください。
・電話番号：06-6333-0195（「もの忘れ外来希望」とお伝えください。）
・受付時間：平日9：00～17：00
・住所　　：大阪府豊中市庄内宝町2-6-23

●注意事項
・初診時には、これまでの病歴や服用中の薬剤リストをご持参ください。
・ご家族の方と一緒にご来院いただくことをお勧めします。

大阪脳神経外科病院では、患者様の健康と安心を第一に考え診療を提供しています。もの忘れや認知機能の低下が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。