脳神経内科(ジストニア)
不随意運動(パーキンソン病・ジストニアなど)の実績が豊富で、脳神経内科准教育施設、筋電図・神経電動分野教育施設、脳波分野教育施設です。
脳神経内科医師は、1996年より前、眼瞼痙攣(頸部ジストニア)のボツリヌス治療が認可される前、ボツリヌス治療の治験時より徳島大学の梶龍兒教授の指導のもとジストニアの臨床、研究に携わってきており当院では、ジストニアおよびジストニア関連疾患の受診が多いのが特徴です。2025年5月31日まで延べ2725人のジストニアおよびジストニア関連疾患の患者さんが受診されました。
2013年からジストニアに対し、線条体ストリオソームを標的にした新規治療法の開発に取り組んでいます。この治療法の効果は、眼瞼痙攣については2022年にfrontiers in neurology,頸部ジストニアについては2024年にNeurologyに公開しています(研究実績参照)。この新規治療法、難治性のジストニア患者に対し、classⅢのエビデンスがあると評価されています。
なるべく多くの方に、最速最良の治療を提供するのが私たち医療者の使命ですが、脳神経内科では、他の医療機関から紹介された患者さんのみを診療しています。