病院案内

脳神経にまつわる様々な疾患の専門病院として、1985年に大阪北脳神経外科病院として開設し、1986年に創設者の唐澤淳前理事長の寄附行為により財団法人大阪脳神経外科病院として認可されました。2013年、公益財団法人唐澤記念会は、以下の4つの事業に取り組んでいます。

脳神経疾患に専門特化した医療事業

わが国の５大疾患のひとつである脳血管疾患の患者さんの救命・治療を行うとともに予防検診（脳ドック）への注力によって脳卒中の早期発見・発症予防にも貢献し、地域の医療・介護・福祉の連携に積極的に関与することで、地域住民の安心かつ安全な生活を守り健康と公衆衛生の向上に寄与します。

研修事業

研修医等を受け入れ、脳神経外科分野の医療従事者の育成を図ります。

調査研究事業

症例等を活用して脳神経疾患に関する調査研究・治験等を行い、医療の質の向上を図ります。

専門的知見の活用事業

医師派遣や講演等の実施を通じて当院の脳神経疾患に関する知見を社会に役立てます。

院長あいさつ

大阪脳神経外科病院 院長　谷口 理章

大阪脳神経外科病院は、1985年に脳神経外科を専門とする病院として開設され、1986年に財団法人、2013年には公益財団法人へと移行しました。 公益事業の目標として、脳血管障害や脊髄疾患をはじめとする脳神経疾患に対し、先進的な医療・研究を推進するとともに、これら疾患の予防と知識の普及を通じて、地域医療と社会福祉の向上に貢献することを掲げています。

当院では、救急診療において24時間365日体制を整備し、豊能医療圏（豊中市・吹田市・箕面市・池田市）および隣接する大阪市からの救急にも迅速に対応しています。 特に脳卒中の急性期治療においては、脳血管内治療の進歩とともに2007年に開設した「脳血管内治療センター」を中心に脳梗塞など時間との勝負となる疾患に対しても即応できる体制を確立しています。
また、2020年には「低侵襲内視鏡手術センター」を開設し、間脳下垂体腫瘍や頭蓋底腫瘍といった従来治療が困難であった病態に対しても身体への負担を最小限に抑えた高度な内視鏡手術を提供します。
脊椎・脊髄疾患は命に関わることは少ないものの、日常生活に大きな支障をきたすことが少なくありません。当院では、こうした疾患にも積極的に取組み患者さんの生活の質の向上を目指しています。
高齢化が進む現在、患者さんが少しでも発病前の生活に近づけるよう支援することは、私たちの重要な使命であると考えています。その実現には、急性期からの積極的なリハビリテーションの介入が不可欠です。当院では、回復期リハビリテーション病棟を併設し、発病から慢性期に至るまで切れ目のないリハビリ体制を整えることで患者さんの生活の質の向上に取り組んでいます。
認知症に関しても国の重要政策の一つとして位置付けられている中、当院では新規治療薬の導入が可能な施設基準を満たし、治療にも積極的に取組んでいます。
私たちは、神経系疾患の専門家集団として今後もより一層の研鑚を重ね、医療の質の向上と地域社会への貢献に努めるとともに患者さんお一人おひとりに寄り添い、地域に根ざした高度な医療を提供し続けてまいります。

病院理念

• 安心と信頼を提供でき社会的使命を果たす病院
• 医療水準の向上に寄与する病院
• 経営効率に基づく安定性かつ恒常性のある良質な病院

基本方針

• 脳神経系疾患のスペシャリストとして地域医療と社会福祉に貢献します
• 予防から高度急性期、回復期までの一貫した医療を提供します
• 安心・安全な医療提供を目指し、医療水準向上の研修・教育に努めます
• チーム医療＝チーム経営で健全経営を継続していきます
• 病院と共に成長できる働きがいのある職場と風土を育んでいきます

病院概要

院内掲示物一覧

病院の沿革